ピアノを弾いてみたい・子どもにピアノを習わせたい
・・・まず電子ピアノを買ってみようかな
でも、種類が多くてどれを買えば良いのかわからない
ですよね。
ピアノ講師としての視点
楽器(演奏)販売支援業の経験者としての視点
筆者個人のひとつの意見ですが
参考になれば・・・と思います!
記事の後半には
電子ピアノを素敵に設置されている方々の画像(筆者の好みで選択)を
出典先を明記させていただき、ご紹介いたします!
- 電子ピアノの選び方・まず大きく3点(+アルファ)
- メーカー
- 種類を知ろう!
- 講師として生徒さんに持って欲しいピアノ
- 電子ピアノを知るには、このサイトが断然おすすめ!
- 電子ピアノの素敵な設置アレンジ集
- さいごに・・・
電子ピアノの選び方・まず大きく3点(+アルファ)
電子ピアノだけではなく、家電製品などを購入検討される場合
皆さんはどのような点にポイントを置きますか?
筆者はピアノに限らず家電などの購入の際、
次の3点(+アルファ)の自分の気持ちを確認します。
- メーカー
- デザイン・サイズなどを含むシリーズの種類を知る
- 購入希望価格帯を決める
- プラスアルファ・・・何かできるかな?
1.メーカー
好きなメーカーがあり、断然そのメーカーのものから選ぶぞ!と言う方もいらっしゃると思います。
また、好みなども無く、詳しくなくても購入するものに対しての一般的なメーカー(会社)イメージもあるかもしれませんね。
2.デザイン・サイズなど含むシリーズの種類を知る!
1つのメーカーの中でも様々な種類があります。
また、同じ型番シリーズなのに何が違う?と言うこともありますよね。
電子ピアノは大きく分けると「音の部分」・「鍵盤の部分」・「外装」の3つに分けられます。
中でも「外装」には「色・素材やデザイン」と「スピーカーの数・付き方」も含まれます。
ですので、同じシリーズでパッと見は変わらないのに、この値段の違いは何?と言う場合は「外装」による違いがある場合があります。
お家で、ほぼヘッドフォンで練習する人がスピーカーの数が多い(またはスピーカーの馬力が大きい)お値段の高い方を選んでしまうのは、ちょっと勿体なかったりします・・・と言うようなことが起こります。
3.購入希望価格帯を決める
一言に電子ピアノといっても、かなりの価格帯の幅があります。
まず、どれくらいの価格帯のものが存在するのか知ることを含め
ご自身の購入希望価格帯を決めましょう。
例えば・・・「10万円まで」「20万円台なら」「糸目はつけない!」・・・など。
4.プラスアルファ・・・何かできるかな?
シンプル・イズ・ザ・ベストでお考えの方も、現在の電子業界(家電業界?)は
Bluetoothなどを利用してできることなどが増えてきていますので、
ひょっとしてご自身にとって面白い使い方や役に立つ使い方がある製品に出会えるかもしれませんので要チェックです!
メーカー
日本で電子ピアノを製造販売しているメーカーは沢山あります。
ローランド・ヤマハ・カワイ・カシオ・コルグ
・・・調べてみれば他にもあるかと思いますが、一般的には上記の5社製品が有名です。
ここで、個人的な意見で恐縮なのですが
筆者は電子ピアノはローランドピアノが良い!と言い切ってしまう考えを持っております。
ローランドの電子ピアノはアコースティック・ピアノの代替え品と言う考えはなく、
シンセサイザーなどと同様に1つの楽器カテゴリーで作られ始め、今に至っているという長い歴史があります。
実際、筆者もアコースティックピアノと共にローランドピアノ(現在2台目)を愛用しています。
1台目はHP3800で20年以上故障することなく使っていましたが、
新しいものが欲しくなり親戚に譲り、2018年にHP605を購入し現在使用しています。
と、言うわけで、かなりのローランド愛好者ですので
今回こちらの記事ではローランドピアノを題材に解説を続けますが
他メーカーを考えられる場合も、それぞれのメーカー製品に置き換えてお考えくださいね。
種類を知ろう!
まず、どのような種類があるのかを知りましょう。
今回ここでは、ピアノの鍵盤数がアコースティックピアノと同様88鍵あるものでお話をさせていただきます。
ローランド製品の中だけでも大きく分けて大きく次のように(4カテゴリに)分けられています。
- グランドピアノ→GPシリーズ
- プレミアム・ホームピアノ→LXシリーズ
- ホームピアノ→HPシリーズ(その他RPシリーズ・DPシリーズ・Fシリーズもあり)
- ポータブルピアノ→FPシリーズ
一般的ご家庭でのご使用でお考えの場合は上記の「ホームピアノ」「ポータブルピアノ」カテゴリーから選ばれると思われます。
もちろん「プレミアム・ホームピアノ」も視野に入れていただければ、なお良し!です。
ホームピアノ
ローランドのホームピアノカテゴリの代表としてHPシリーズがあります。
ホームピアノの前提は外装が一般的なイメージのピアノのカタチになっているもの・・・と言えばお分かりいただけますでしょうか?
譜面立てがあり、背面土台があり、ペダルも背面に繋がっており、基本的に同型の椅子もある(椅子は商品によって付属品の場合や購入時に別売購入必要だったり、期間限定プレゼント品だったりする場合があると思われますのでご確認くださいませ)。
ポータブルピアノ
ローランド製品で現行はFPシリーズ。
鍵盤部分のみが基本で、スタンドなどはシンセサイザーのように別売になっているものです。
基本、どこにでも移動させて配置できる仕様のもの。
その中でもFP-90・FP-60・FP-30・FP-10と数字によって違いがあります。
それぞれの違いは、簡単に言えば(本当に簡単に言えば・・ですので詳細は製品ページをご確認くださいませ)FP-90・FP-60はライブハウスなどに設置され使うレベルの音源などを搭載しており、FP-30・FP-10はスタジオやご家庭で気軽に使えるもの・・・という形になっています。
例)88鍵モデル最小サイズの本格派ポータブルピアノ
講師として生徒さんに持って欲しいピアノ
ここまで、ご紹介したことを踏まえ、講師側から生徒さんに持って欲しいピアノはどのようなものなのかと言うものを(筆者独自の考えですが)お伝えしておきますね。
★レッスンに通われている方は、担当の先生に必ず相談してください★
始めたばかり・これから始めるお子様には
ローランド製品で言えばホームピアノカテゴリのピアノを持って欲しいです。
理由は、まずピアノ演奏の際の姿勢が大切だからです。
きっちり姿勢良く椅子の高さも確認し座って練習することを習慣付けて欲しいからです。
これまで生徒さんにお勧めした経験では、ホームカテゴリのHPシリーズを持つ方が多いです。
★レッスン用ミュージックデータ再生&録音(MIDI・オーディオ)使える★
しかしながら電子ピアノは店頭で見るよりお家に置くとなると、かなり場所を取るものです。ある程度、設置する場所も十分に確保しなくてはいけません。
・・・と言うことで、
次いで人気なのはホームカテゴリの、奥行きがコンパクトでスタイリッシュなDPシリーズです。お子様が使う前提であれば、やはりピアノ鍵盤の位置がしっかり固定されているシリーズでの検討を是非お願いしたいところです。
★レッスン用ミュージックデータ再生&録音(MIDI・オーディオ)使える★
こっそり練習(?)おとなの方におすすめ
DPシリーズと同様にコンパクトでスタイリッシュなFシリーズは、趣味でピアノを弾いてみたいな・・・とこっそり練習をするのに購入される社会人の方が多いですよ。
なんと言っても10万円を切っているのが、その理由だと思われます。
★録音・メトロノーム機能などあり★
電子ピアノを知るには、このサイトが断然おすすめ!
ここまで、ざっくりと大枠で解説いたしましたが、
実際は「音」や「鍵盤」が大切です。
もう少し突っ込んだ内容を知るにはローランドの、このページが完璧です!
是非、参考にしてください。
電子ピアノの素敵な設置アレンジ集
電子ピアノの種類で一番シンプルな鍵盤のみでも購入できるポータブルピアノが
驚くほどの素敵なピアノとして使ってられる皆さんの設置アレンジをご紹介させていただきます!
ピアノケースDIY
ただただ、素敵すぎて・・・ため息が出ます・・・。
出典:RoomClip
出典:RoomClip
学習机・PCデスク・ピアノ台・作業台・ハンドメイド
機能的に、筆者も欲しいです。
コンピュータ・ミュージックの入力の時に便利そうです!
出典:ヤフオク
出典:ヤフオク
電子ピアノ台兼用デスク
これは・・・!
勉強とピアノの練習両立できそうですね。
電子ピアノキーボード台&勉強机&おもちゃ収納ラック
下におもちゃ収納できるなんて、素敵すぎます!
出典:minne
グランドピアノ型
これは・・・考えた人のセンスの良さに感動しました!
コンピュータ
実際、この環境欲しいです。
仕事がはかどりそうです。
出典:Artstic Wood
さいごに・・・
「電子ピアノの選び方」 で検索をしてみると
やはり、その時販売されているもので紹介されています。
ですので、筆者は・・・
これまでの経験上お伝えできる方法で、いつ見ても古くない記事を心がけて書かせていただきました!
読んでくださった皆さんの参考になればと思います。