音楽制作アプリ< Logic Pro X >②楽器経験なくてもパソコンで音楽制作できるかな?
前回は新しいプロジェクトを開き→保存するまでの実践でした。
ゆっくり丁寧に進めていこうと決めていますので
何卒よろしくお願いいたします。
自分の歌(ボーカル)のデモ音源を制作する為に
バックミュージックを作り、歌をレコーディングする!!・・・など
今、実際具体的に目的があってLogicを使おうと
ココを読んでくださっている方もいれば
なんとなく、使えると良いな、これからやってみたいな、
ひょっとして音楽がらみのお仕事や勉強をしているならば
イマドキは・・・できなければヤバい感じになってきてる?・・・と
なんとな〜く感じられている方もいらっしゃると思います。
そもそもパソコンで音楽制作ってどんなもの?
パソコンで作った音楽って無機質なのでは?
と未だに思われている方も多いような声をたまに聞くのですが、
実はみなさんが普段耳にしている多くの音楽が
パソコンを使って作られたものがかなりの割合を占めていると言っても過言ではありません。
実際、多くの音楽現場では
生のバンドマンや音楽家をたくさん招集してレコーディングするより、
パソコンで制作したものをまずメインに使ってることが多かったりします。
パソコンの性能がどんどん上がってきたことと
音源制作者の努力(←ココ重要です)で
生のオーケストラ?パソコン?とわからないくらい再現ができるようになっています。
全てパソコンのみで完結しているものもありますし
基本になる元をパソコンで制作し生楽器との融合で完成させているものもあり
様々なようです。
実際、こんな風に使われていますよ!
先日ユニバーサルスタジオジャパンに行ったのですが
まさに、コレコレ!!
こんな風に使われている!というパフォーマンスを観ましたのでご紹介します!
4人が奏でる音以外の音はきっとパソコンを使って
ドラムのパートなど入力したんだろうな・・なんてことがわかりますよ。
@USJ《イースト・ミーツ・ウエスト・カルテット》
ヴァイオリン×三味線の超絶技巧コラボ
これと同じように
実際に街角で弾き語りをしているミュージシャンが
他の楽器の音を鳴らして歌っていたりしますよね。
その多くも自分で他の楽器パート(ドラムやその他のパート)を
パソコンで制作していたりします。
興味はあるし、やってみたいのだけど
「実は楽譜があまりハッキリ読めないのです・・・」
「楽器経験がありません・・・」
そんな方も諦めないでくださいね!
基本的な3つの入力方法
さて、パソコンで制作すると言っても
いろいろな方法があります。
その中で大きく次の3つの方法に分けることができます。
五線に音符貼り付け
マウスを使い、選んだ音符(4分音符・8分音符など)を五線に貼り付ける方法。
ステップ入力
パソコン上で音符(4分音符・8分音符など)を選択し、現在地(入力箇所)をしっかりと確定した状態で外部MIDIキーボードを使い、音の場所(ド・レ・ミ・・・)を一音ずつ入力する方法。
★Logicでは外部MIDIキーボード以外にディスプレイ上にステップ・インプット・キーボードやミュージックタイピングを表示させて入力することができるので便利です。
リアルタイム入力
MIDIキーボードを使ってメトロノームを鳴らしながら実際に演奏をリアルタイム入力する。
タイミングが多少ずれたところは「クオンタイズ機能」や「ロケーションのエディット」で修正すれば良いことで、ミスタッチした箇所があっても、そこだけ後からノートイベントを修正すればOK。
テンポを落として入力することも可。
基本的な3つのエディタ(編集画面)
前回、画面上に「ライブラリ」「インスペクタ」「トラック」「エディタ」という
作業する際に開いていると良いなと思うものを表示させて保存しました。
この中の「エディタ」部分が、編集する場所で
入力作業で一番メインで見ることが多くなると思います。
まだ今開いていない項目も含みますが、
多くの音楽ソフトで共通している基本的な3つの編集(エディタ)の画面がありますのでご紹介します。
スコアエディタ
スコアエディタはMIDIの演奏情報を楽譜として表示や編集することが可能。
また、スコアエディタは入力した音を音符で確認したい時や、市販の楽譜を見ながらMIDIデータとして入力したい時に便利です。
楽譜を見て、それが鍵盤のどの位置かわからない方でも楽譜通りに入力することができることから、楽器経験のない方でも楽しむことができます!
ピアノロール
ピアノロールは「縦軸に音程」、「横軸が時間」を表しており、記録されている音がバーで表示されます。
マウスでバー(ノート)を選択し、上下・左右にドラッグして移動してみましょう。
再生させると音程や発音タイミングが変わっていますよ。
また、「入力ツール」を選択し、画面内をクリックすれば音を追加することもできます。
入力後に音程や長さ、音の強さも変更できるので、色々と試してみましょう。
イベントリスト
イベントリストエディタではMIDIデータを数値情報として表示、編集することができます。
きょうのまとめ
えー、今日まだ何もやってないよ〜!!
すみません、今日のお話はパソコンで音楽制作する際の
基本中の基本のお話で、大切なことなのです。
Logicだけでなく、多くの音楽ソフトに対応しているお話なのです。
さて、次回は
今回ご紹介した「入力方法」「エディタ(編集)画面」の中から
楽器経験なくても制作できる方法からご紹介しますね!
お楽しみに!