【テスト中】電子ピアノでオンラインピアノレッスン
【5/8(金)追記】本文にも書いておりますが、この記事で紹介している機材類は筆者がこれまで自宅に所有していたものであり、これと同じものを揃えれば電子ピアノを使ったオンラインピアノレッスンが完璧だというものではありませんのでご注意ください。
はじめに
今日は実際に生徒さんと ZOOMを使ったピアノのオンラインレッスンのテストをしました。
今回、オンラインレッスンについていろいろ調べた結果、1番の問題は
リアルと比べて音質に問題がある・・・と、多くの楽器の先生方の声がありました。
Wi-Fiなどインターネット回線を利用するものですので、当然です。
電話先で聴こえる音と同じレベル(もしくは回線の混み具合や速度などによりさまざま)だということは皆様も既にわかってられることですよね。
そこで私は、得意とする電子楽器を利用するパターンで(今、持っているものだけで)
電子楽器だからより良い点があるのでは?と考えました。
・・・と言うことで今回は
実際に私がオンラインレッスンのテストに使用した電子楽器・機材をご紹介いたします。
- はじめに
- ①【端末】
- ②【スマホ・タブレットスタンド】
- ③【電子ピアノ】
- ④【フォンケーブル】
- ⑤【オーディオ・ミキサー】
- ⑥【マイク】ダイナミック・マイクロフォン
- ⑦【マイクスタンド】
- ⑧【ヘッドフォン】
- まとめ
最初に言っておきますが、
これはあくまでも元々電子楽器類を多く所有している私が持っていたもので
できるだけコンパクトな状態で使えるものを厳選した機材になります。
この中で唯一オンラインレッスンのために・・・と買い足したものは
「スマホ・タブレットスタンド」のみです。
電子ピアノをオンラインレッスンに使う場合、どんなものがあれば良いのかイメージする為の参考にしていただければと思います。
①【端末】
iPad mini 2
2013年秋発表のモデルなので、かなり古いです。
おそらく、いろいろなアプリにおいて最新バージョンにしていても、全機能が十分に使えていない場合が多々あると思いますが、今回ZOOMを使うにあたり(試しにコンピュータではなく)このiPad mini 2をメインで使ってみることにしました。
理由は、対応する生徒さんの多くはスマホだったり、古いiPadだと言うことをリサーチしていましたので、あえて使い道の確認を兼ね、使ってみようと考えました(どうしても不具合が出たら、すぐにコンピュータメインに切り替えようと思います)。
2020年5月初旬現在、特に基本的操作には問題なく使えていると思われます。
余談ですが、私は次にまた新しいiPadを購入する際もおそらくiPad miniにすると思います。
iPadProも魅力的なのですが、コンピュータ(Mac)も使っていますし・・・。
②【スマホ・タブレットスタンド】
今回、iPad mini 2を挟む為に新たに購入したスタンドです。
高さや角度が変えられて自由度が高いので、便利です。
③【電子ピアノ】
Roland HP605
私が所有している電子ピアノはRolandHP605というモデルで、次に紹介するケーブルを使い、GO:MIXERと言うオーデイオ・ミキサーに繋いで音をiPad mini2 に送ります。
【注意】ここで、電子ピアノを使おうとお考えの皆さんはお持ちの電子ピアノの音をケーブルを使って外に出すためのOutputの形状がどのようになっているのかを調べた上でケーブルを手に入れる必要があります。
電子ピアノのモデルによって、Output端子が背面にあるものや、鍵盤下にあるものなど様々です。
HP605の場合は前面左側鍵盤下に端子が並んでいます(下図取扱説明書より抜粋)。
④【フォンケーブル】
audio-technicaラインケーブル
電子ピアノのOutputと次のGO:MIXERのINSTRUMENT端子を繋ぎます。
私が所有していたものはaudio-technica社の製品ですがメーカーは問いません。
長さも1.5mや3mなど、種類がありますので、必要な長さがあれば良いでしょう。
⑤【オーディオ・ミキサー】
Roland GO:MIXER
持ってて良かった!!!
今の時代にピッタリなこのGO:MIXER、大ヒット商品です。
【注意】オンラインピアノレッスンの為に、この商品を買えば良いとオススメしているものではありません。筆者が所有していたものということです。
- 手のひらサイズのスマートフォン専用オーディオ・ミキサー。
- デスクトップやモバイルの両方の使用に最適。
- マイク、楽器、メディア・プレーヤーが接続可能なマルチ・インプット。
- プラグ・アンド・プレイ-開封してすぐに使用可能。
- iOS、Androidそれぞれの端末に対応した接続ケーブル付属。
- 電池、ACアダプターを必要としないスマートフォンからのUSBバス・パワー駆動。
- カラオケ感覚を楽しむことができるセンター・キャンセル機能。
【注意】この商品の更に進化版GO:MIER PROも販売されています。
⑥【マイク】ダイナミック・マイクロフォン
AT-VD3
このマイクは、喋り用に使います。
以前から持っていたお手軽価格のものです。
実際はヘッドセット・マイクやピンマイクを使いたいと考えたのですが、
GO:MIXERは、それらプラグイン方式のものに対応していないので、このダイナミック・マイクロフォンを使うことにしました。
ただし、GO:MIXER PROはプラグインパワー方式対応とのこと。←なのでGO:MIXER PRO欲しいです!
⑦【マイクスタンド】
KCブームマイクスタンド ストレートタイプ兼用
4〜5年前から自宅用に使っています。
⑧【ヘッドフォン】
Beats Solo2オンイヤーヘッドフォン(ハローキティスペシャルエディション)
このヘッドフォンはコンピュータに直接繋いで使う時は今では定番になっているマイク付きヘッドフォンとして使えるので便利なのですが、今回のGO:MIXERに繋ぐ場合はヘッドフォンとしてのみの役割で使います。
まとめ
今回は元々電子楽器をいろいろ所有している私が使ったものをご紹介しました。
GO:MIXERを所有していたので「使えるのでは?」と考え使ってみましたが、本文に書きました通り、この商品の進化版GO:MIER PROでないとオンラインピアノレッスン用として使う場合には音質面でも問題があるようです。
今回ご紹介したものと同じものを揃えれば良いと言う記事ではありませんのでご注意くださいませ。