<2020年3月31日更新>使い方(レッスン)を見よう・・・の「注意点」部分、アップデートにより問題が解消されていましたので追加あり、その他画像差替え箇所あり
<2019年10月10日更新>使い方(レッスン)を見よう・・・の「表示されるレッスンの数について」部分に追加あり
2019年9月18日(水)しばらくDTM・DAWから離れた感アリの Roland から音楽制作アプリ登場!とのニュースが飛び込んできました!
Roland はこの世界の立役者、中心的存在!
ミュージくん・ミュージ郎から始まり、シンガーソングライター・ソナーなどの音楽制作ソフトとハード面であるシンセサイザー音源(MT-32・CM-64・SC-55・SC-88等)のパッケージ製品の大ヒットで世の中にDTM・DAWが浸透したと言っても過言では無いでしょう!
さて、注目の Zenbeats とはどんなアプリなのでしょう?
こちらではiPhoneで入門<前編><後編>2回に分けて検証したいと思います。
<前編>は概要・インストール・取り掛かり方をご紹介します。
Znbeats概要
iOS・Android・Mac・Windows マルチOS対応
これまでのRolandのDTM・DAW関連はWindows版でした。
しかし今回、スマホもタブレットもコンピューターも一般的にどなたでも使える環境という打ち出しをしています。これは良いですね!
無料アプリ
そして、なんと基本無料。
「とりあえず触ってみてください」と言うことですね。
- まずは無料インストール
- 音源やループ素材、エフェクトなど機能拡張はアプリ内課金制度→各3.99ドル
- 1種類のOSで全ての機能を使用する《 Unlock 》iOS・Android→14.99ドル
- 1種類のOSで全ての機能を使用する《 Unlock 》Mac・Windows→49.99ドル
- 全てのOSで全ての機能拡張を利用することができる《 Ultimet Unlock 》→149.99ドル
- 1ライセンスにつき、最大5台までのデバイスで使用可能
どの価格を見ても妥当(安い方?)だと思われます。
クラウド・ストレージに保存可能
制作に使用しているデバイス上に保存できるのは当然ですが、GoogleDriveまたはMicrosoft OneDriveのクラウド上に保存可能です。
何でもデバイスに保存していると容量を気にしながらになってしまいますが、クラウド上に保存しておけば安心ですね。
そして、外出中はスマホ・タブレットで作業し、帰宅後続きはゆっくりパソコンで・・・ということも手軽にできますし、仲間と共同制作・・・なんて時にも便利です。
以上のことからも、筆者は使うとなると、Ultimet Unlockプランにしようかな・・・と検討中です!
開発は米企業
Roland独自開発ものではなく、こちらは米企業開発アプリということです。
ダウンロード時は全て英語表示なのですが、日本語表示に変更できますので安心してください(この後に方法記載しています)。
こちら開発者の方々からのメッセージです。
インストール方法
Rolandのサイト内リンクよりダウンロード
次の Rolandサイト内 Zenbeats 詳細ページ一番下にそれぞれのOS用無料ダウンロードのリンクがありますので記事も併せて参考に是非ご覧ください。
App Storeからダウンロード
iOSでは通常通りのアプリダウンロード方法でできました(Androidは持っていない為、未確認です)。
Roland Backstageに登録
インストール時に Roland Backstageへの登録が促されます(画像はiPhone版)。
登録しなくても使えるとのことですが、筆者は元々Roland製品購入した際に登録しておりましたのでそのままサインインし使用開始いたしました。
取り掛かり方
今回この記事はiPhoneXsに入れたZenbeatsでご紹介しています。
日本語表示に変更したい場合
左上の三本線をタップ
Language選択
日本語選択
サンプル曲を聴こう
《曲を開く》を選択
サンプル曲 Simulator を選択(ダブルタップ)
初めて使う時はサンプル曲が入っているだけですが、今後ご自身が作った曲を保存した後に再度作業開始する場合や聴く時にも、ここを開きます。
PLAYボタン(▶︎)で再生
(2020年3月31日若干画面表示が変更されていましたので画像差替えました。)
iPhoneではディスプレイの見える範囲が狭いので、右サイドと下のスクロールバーや右下角の <+> <-> で拡大・縮小ができます。
今ここで見えているよりも多くのトラック編成で聴き応えあるサンプルです。スクロールしたりサイズ調整して聴いてみましょう。
左上の三本線でホーム画面へ戻る
サンプル曲を聴いたらホーム画面に戻ってみましょう。
左サイドバー一番上の<ホーム>選択
使い方(レッスン)を見よう
《レッスン》を選択
項目ごとに確認できます
表示されるレッスンの数について(2019年10月10日詳細追加)
インストール直後は《レッスン 3》まで、
Roland Backstage アカウントでのサインインが完了すると《レッスン 5》まで表示されます。
有償の機能ロック解除(Unlock)を行うと全11項目《レッスン 11》までの表示になります。
注意点
(2020年3月31日追加)この注意点の項目のバグはアップデートにより解消されていました。
進んでいくと(iPhoneでは画面が小さいからか)この説明文が指し示す矢印の位置が少しズレています。
実際の位置は黄色の矢印です。
普段からDAWに親しんでいる方でしたらわかることかもしれませんが、初めての方などは混乱してしまうかもしれませんので注意してくださいね。
現在この画像だけではなく、全体的に実際の位置より右にズレておりました。
確認の為、iPadで同じページを表示してみました。
終了方法を習慣に
さて、最後にもうひとつとても大切なことをお伝えしておきます。
それはアプリ終了方法です。
特にスマホで作業される場合は気に留めておいた方が良いと思われます。
一旦制作したものを「保存」し、アプリを完全に終了させておいた方がバッテリーへの影響が少なくなります。
左上の三本線をタップ
左下<終了>をタップ
まとめ
今回は<サンプル曲を聴く><チュートリアルを見る>までの解説をしながら、少し触り慣れるところまでの進みました。
次回<後編>は、さらに基本の画面の解説に進みます。お楽しみに!