<2020年3月31日更新>3つのエディター(編集画面)を知ろう!・・・のドラム・エディターの部分、初めて開いた際の見え方が変わっていたので解説と画像追加あり
<2019年10月10日>3つのエディター(編集画面)を知ろう!・・・のラスト部分に追加項目あり
2019年9月 Roland から登場した注目アプリ Zenbeats
ここではiPhoneで入門<前編><後編>2回に分けて検証しています。
今回は<後編>です。実際に簡単に曲を作ってみましょう。
<前編>は概要・インストール・取り掛かり方をご紹介しています。
まずはそちらからご覧くださいね。
3つのエディター(編集画面)を知ろう!
作業に入ります。<新しい曲>選択
基本の3つのエディター(編集画面)があります。
全ての名称(呼称)のわかる表記が今現在、見つけられませんのでわからない箇所はDAWで一般的名称にしております。
①ドラム・エディター
まず、ここで先に同じ作業をiPadで開いた画面をご覧ください。
ドラムエディターにはパターン入力する<ステップシーケンサー>とドラムサウンドをタップできる<ドラムパッド>の部分があります。
ディスプレイの広いiPadの場合は一面にこのように出ますが、スマートフォン(このサイトではiPhoneXs)の場合は次のように二面に分かれますので、右上のアイコン<オンスクリーン・インストゥルメント>をタップすることで二面の切替をします。
iPhoneでも次のように一面に<ステップシーケンサー><ドラムパッド>両方を出すこともできます。
ここで、ドラムパターンを入力します。
が、まず他のエディターとの絡みを知った上で使いたいので今回は使わず(詳しくはまた別の記事で解説いたします)、
右上の黄色の矢印で示している<他のエディターへの切替>をタップします。
タップ毎に次の②トラック・エディター(タイムライン)③ループ・エディターの切替になります。
②トラック・エディター(タイムライン)
サンプル曲を再生した際に見たのがこの編集画面<トラック・エディター(タイムライン)>です。
初期段階では、空のドラムトラックのみ出ています。
この<後編>では主にこのエディターを利用した編集を解説いたします。
③ループ・エディター
<トラック・エディター(タイムライン)>と共にこの<ループ・エディター>はメインの編集画面です。
初期段階では、空のドラムトラックのみ出ています。
これら2つのエディター(トラック・エディターとループ・エディター)は基本どちらかを選択して使うというのが一般的だと考えられますが、ループ・エディターで作成したものをトラック・エディター(タイムライン)に変換する使い方(下図参照)もあり、より一層作成の幅が広がります。この方法を使った作成手順もまた、ご紹介する予定です。
上図はレコーディングボタン(赤丸)を長押しすると表示されます。
トラック・エディター(タイムライン)で2パート8小節の曲を作ろう!
様々な入力方法がありますが、今回は<トラック・エディター(タイムライン)>をメインに初期段階(無料バージョン)に用意されている<ループ素材>を使って手軽に曲を作る手順をご紹介します。
不要トラックの削除
まず、最初から出ているDrumsトラックを消します。
トラック・ヘッダ部分を長押しします。
一番下の<削除>選択します。
新規トラック追加作成手順
<+トラック>を選択
<オーディオ・トラック>選択
新しく追加されたトラックにループ素材を並べる手順
トラックレーンの任意の位置をダブルタップ
もしズレたところに貼り付いたとしても簡単に移動できるので、この時大体の場所で構いません。
ループブラウザが表示されます
無料インストールの場合でも、まずはここにある多くの素材が使えます。
ドラム素材選択し貼り付ける手順
①用意されている多くの素材から<ドラム>のみを抽出
②素材リストの ▷ でそれぞれの視聴ができます。スクロールしていろいろ聴きながら確認してみましょう。
③使いたいものが決まれば<+>
リージョンの編集
ループブラウザで選択した素材が画像のように貼り付きます。
貼り付いた、このひとつの素材ブロック(かたまり)を一般的に<リージョン>と呼びます。
選んだこの素材は4小節の長さがある素材だということはわかりますか?
もし、貼り付いた位置がズレていましたら、タップしたまま移動させてください。簡単です!
リージョンの右下マークをタップするとリージョン編集ツールが出ます。
- 貼り付けたものの、気に入らなければここで気軽に<削除>すれば良いことです。
- このリージョンは4小節ですのでそのまま右に引っ張って8小節まで伸ばすと、そのまま同じフレーズが2連続で演奏されます。
- iPhoneではディスプレイの見える範囲が狭いので、右サイドと下のスクロールバーや右下角の <+> <-> で拡大・縮小ができます。作業しやすいようにサイズ調整しましょう。
この手順で、もう1パート増やして2パート8小節の曲を作ってみましょう。
今回の作業の流れを動画で確認!
ここまでの流れを動画にしてみました。
まとめ
今回は、入っている素材を選んで並べるだけの方法を解説しました。
無料でも何とかカッコ良さげなものができそうな感じしませんか?
ぜひ試してみてくださいね。
アプリ内課金項目のひとつが、このループ素材集です。
使っていくうちに、もっと素材を増やしたくなるかもしれませんね。
この他、入力方法はディスプレイ上に鍵盤を表示し弾いて入力したり
外部キーボードを使って入力することも可能です。
少しずつご紹介して参りたいと思います!